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初級写真教室(スポット測光 )

 スポット測光 一部分をカットして測光・・表現したい部分を適正露出できる。 作品 写真コンテスト

被写体の一部分の明るさのみを優先してその部分の正確な露光ができるスポット測光は、作者の意志を表現できます。対象部分とまわりの明るさとの差が激しい場所でも、主題の明るさを優先して撮影できますが、まわりも表現したければ補正の必要もあります。

 
主題が中央にある
 
 
 
主題が中央から外れている
  スポット測光 (適正)   多分割測光(オーバー)

 

絞り優先オート  F5- 1/200秒 焦点距離60mm

表現したい部分のみをスッポットで測光するので、その部分は適正な露出が得られる。他の部分を無視することができれば補正の必要はない。

絞り優先オート  F8- 1/200秒 焦点距離70mm

花の白色の部分は反射率は高くなる。多分割測光ではこの場合補正なしでは露出アンダーとなる。

 
 スポット測光 透過性の被写体の撮影 作品 写真コンテスト
 
対象物が中央部いっぱい
 
強い光がなければ補正なし
 
曇天なので補正なし
 

 

 

絞り優先オート  F6.8- 1/970秒 焦点距離 8mm 補正なし

夕方の時間帯で、明るいススキの穂にあわせスポット測光で撮影しました。そのため暗いバックでシャッタースピードが落ちることなく、風景写真としての「風」を表現できました。

絞り優先オート  F8- 1/320秒 焦点距離70mm 補正なし

逆光気味の光線で花びらの透過性を表現するため、花弁あたりに焦点をあわせスッポット測光で撮影。

絞り優先オート  F4.5- 1/470秒 焦点距離70mm 補正+0.3

透過光で風景撮影する場合は、透明感を表現するため標準的な露出よりわずかに明るく撮影した方が効果がある。やりすぎは質感がなくなるので注意する必要がある。

  スポット測光 補正 作品 写真コンテスト
 
補正-0.3
 
補正-0.7
 
補正-0.3

補正−0.7

補正±0

補正+0.7

絞り優先オート  F11- 1/640秒 焦点距離240mm 補正 -0.7

全体的に暗い : バックが暗い場合多分割測光、中央重点測光では有効な手段になるが、スッポット測光では返って不利となる。

絞り優先オート  F11- 1/400秒 焦点距離240mm 補正±0

花の露出は適正だが、全体がやや暗い

絞り優先オート  F11- 1/250秒 焦点距離240mm 補正+0.7

適正

 

                表現したい部分をスポット測光で撮ってみよう。

   
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